北海道/釧路/木版画家/中川敏彦

北海道/釧路/木版画家/中川敏彦

透明水彩の妙

透明水彩を使って重ねた色の変化を楽しむ

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 図書館で借りた本から実際に版を作ってみました
透明水彩を使って重ねた色の変化が楽しめます
色割の参考として今後使えますね!!
(参考文献 古谷博子 木版画を作ろう 阿部出版)

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原画です 黄色・赤・緑・青の4色を使って
 塗り重ねていく箱を作って 版木を彫っていきます

 概ねハガキサイズ  彫るところは省略

 

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糊を水でといて、4色の絵具(ホルベイン透明水彩)を用意

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ハガキサイズにカットした和紙を新聞紙にはさみ霧吹きで湿しておきます

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黄色から摺ります
 板に絵具と糊を置きハケでよくなじませ
 馬簾で摺りあげて まず黄色が終了

 ちなみにこの手順は江戸時代の浮世絵版画と同じです

 

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黄色⇒赤⇒緑⇒青 の順に摺りました  摺る順序で出来の色味は変わると思います

 

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青で完成
 黄色の変化がわかりやすいですね
 赤と青で紫はきれいですが赤と緑+他は
 ほとんど茶系でよくわからないです(笑)f:id:toshibon818:20210208140744j:plain