年賀状
11月くらいからさて年賀状はどうしょうかといつも悩む。
最近は版画で作品を作りそれを自分でデジタル化して印刷会社に必要な枚数をお願いし
てきた。表面に自分の住所をプリントし、手書きで一言を添えて宛先を書いて投函とい
うスタイルだった。
頂く年賀状も様々で版画以外の知人も手刷りの年賀状を多く頂く。やはり手書きや手
作りを感じさせるものは頂いてうれしい !
中には表も裏もすべてパソコンで名前の一部も間違ったままというのもあるが・・・
昨今 メールが当たり前で手を掛けた年賀状はだんだん少なっていくのでしょう。
今年は、仕事も辞めたことだし、原点に戻り、若いころのように全部手刷りでやって
みようかと思い立ち、ついでに過去の年賀状を整理してみた。
風景作品を抜粋して掲載します。30代~40代のときは280~320枚を手刷りしていた、
我ながらその時の根気とパワーに驚嘆です。
この年賀状たちが今の私の木版画人生の根っこになっています。
1989年 1990年 1991年
釧路米町にあった 釧路鶴ケ岱公園にできた 釧路愛国にあった
たかの旅館 鶴翔庵 とんがり帽子のサイロ
残念ながら焼失
版画のモチーフに随分
お世話になりました
1994年 1995年 1996年
釧路 港文館 新得方面のサイロ 釧路末広の料亭
啄木の縁がある旧釧路新聞社が 320枚×8色 2560回
モデル 現在は資料館と喫茶 気の遠くなる摺り
1998年 2001年 2005年
富良野 六郷 釧路 米町展望台 釧路 米町展望台
北の国からのロケ地 この作品から夕日の表現
を研究して制作
会社の慰安旅行でスケッチ・写真から年賀状にした作品
2000年 2007年 2011年